『豊かな暮らし』は人それぞれ。

kopan206です。こんにちは。

先日の記事(老後2000万足りない問題は特に問題ではなかった。)で、麻生大臣が「赤字ではなく、豊かに暮らすには5万足りない。」という言い直しをされた旨を書きました。

が、収入が21万だと豊かじゃないんだっけ。
5万増えて26万になれば豊かなんだっけ。

自分の支出を振り返ってみた

ということで、自分の支出を振り返ってみました。
2000万足りない発言の対象となっていたのは高齢夫婦世帯が対象でしたが、私も二人暮らし世帯(まだ30代なので高齢ではありませんが)なので、ポジション的には近いはず。

項目費用
住居60000
食事60000
通信10000
ガス10000
電気5000
水道3000
保険5000
雑費40000

合計:193,000円

20万で足りとる。。。

たまに旅行とか行くと、20万で足りない時もあるのですが、だいたいは足りてます。
このぐらいの生活水準ですが、豊かでないかと言われると、うーん、何も不自由なく生活しています。
すごい節約とか我慢した生活をしてるわけではなく、お出かけもすれば、コンビニでモノ買ったりもするし、外食もちょいちょいするし。

けど、もっと遊びに行きたいとか、海外旅行いきたいとかそういう願望があるのも事実なので、その点では豊かさ(贅沢)成分が不足はしています。
現在は平日は仕事で忙殺されていて、あまりお金を使う機会がないというのも事実なので、老後に時間ができるとその分の余暇を楽しむ費用として、5万ぐらいの支出が+αで必要になるんでしょうね、きっと。

恒産無くして恒心無し

中国の故事に下記があります。

恒産無くして恒心無し
【読み】 こうさんなくしてこうしんなし
【意味】 恒産なくして恒心なしとは、一定の職業や財産を持たなければ、しっかりとした道義心や良識を持つことはできないということ。
引用:故事ことわざ辞典

定年退職後は無職になると仮定すると、一定の財産(恒産)がなければきっと不安になるんでしょうね。

豊かさには『物質的豊かさ』『精神的豊かさ』があると思いますが、物質的豊かさ(恒産)という土台の上に精神的豊かさ(恒心)が構築されるのかなと思います。

その意味では、2000万とは言わないまでも、現役時代に少しずつ資産形成していった方がいいのかなと思います。

ですが、500万で安心する人もいれば、2000万で不安な人もいると思うので、恒産の定義は人それぞれなんだと思いますし、豊かさの感じ方もそれぞれなんだと思います。

まとめ

自分にとっての豊かさを最初に定義するといいのかなと思いました。
私個人としては、月20万でそれなりの豊かさを感じることができています。
となると、年金制度が現状程度を維持できるのであれば、老後に向けた貯金はほとんどいらないことに。
といっても、多少は備えがないと不安なので、多少の恒産を現役時代に作っておきたいなと思いました。

ではまた。